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白血病の長男を10歳で失う 『がんの子どもを守る会』で活躍 野田沢郁子さん

白血病の長男を10歳で失う 『がんの子どもを守る会』で活躍 野田沢郁子さん

白血病でお子さんを亡くした野田さんの自費出版の本のご紹介です。

経験した人でなければできないサポートを<がんの子供を守る会>でいかして活躍している方です。

辛い体験を乗り越えていった体験が書かれています。


白血病の長男を10歳で失う 『がんの子どもを守る会』で活躍 野田沢郁子さん
<以下、記事の引用です>

白血病の長男を10歳で失う 『がんの子どもを守る会』で活躍 野田沢郁子さん
2009年5月31日

 《今年が十歳で他界した長男秀(ひでし)さんの十三回忌に当たるため、昨年十二月に小説「クリスタルシャワー」を自費出版した。川越市の広報で偶然見つけた文章教室に通って勉強を積み、秀さんとの思い出を小説に記すことを思い付いた》

 供養の意味を込め、節目の年に何か形に残したかった。病気なのにすごく目立ちたがり屋だった秀が、「本ぐらい出してくれよう」と言っているように感じました。昨年二月、急に真剣に書き始めると次々に言葉が思い浮かび、三カ月余りで書き上げました。

 《その秀さんは一歳八カ月のとき、頻繁に熱を出してひざの痛みを訴えるようになった。病院に連れて行くと、急性リンパ性白血病と診断され、八年七カ月の闘病生活が始まった》

 最初の四カ月は入院しっぱなしで、その後は幼稚園に入園するまで抗がん剤治療のため三カ月ごとに入院させました。小学校に入ると再発を繰り返し、四年生の十一月に旅立ちました。ただ、交通事故で突然失うのと違い、覚悟はできていました。家で悲しんだら秀も一緒に悲しむ。私が笑顔になれば秀も喜ぶ。そう思って積極的に外出しました。これまでも気持ちの整理はついていたと思っていたが、本を出したことですごく楽になりました。
 《物語のストーリーは、残された家族を天国に召された息子がいつも見守り、ともに歩んでいくというもの。野田沢さん一家の実話と想像が織り成す、ファンタジー調の作品に仕上がっている。天国からの励ましを受け、姉がプロ棋士になってストーリーは終わる》

 現実でも長女で秀の姉彩乃(25)は高校一年の夏にプロ試験に合格し、女流プロ棋士として活動しています。秀の看病があったので彩乃に目をかけられず、将棋教室に通わせました。そうしたらすごく将棋を気に入ってくれました。秀の病気がなければ将棋を始めなかったかもしれません。彩乃は何も文句を言わなかったが、いろんなことで我慢していたようです。きょうだいまで気が回らないという親御さんが多いが、可能性があるきょうだいにも目を向けてほしいと思います。

 《秀さんの死を無駄にしたくないという思いで、財団法人「がんの子どもを守る会」に参加。現在、関東支部の幹事として、がんで子どもを亡くした両親の心のケアや小児科慰問などの活動を続ける》

 秀の看病を通じ、仲間の存在の大きさを実感しました。サポートは経験した人でなければできません。涙に暮れて家から出られず、いつまでも悲しみが癒えない人もいます。会に参加できない人は、クリスタルシャワーを手に取ってほしい。心霊的な小説と誤解されるのは本意ではないが、私はいっぱい不思議な体験をしました。秀は本当に天国にいます。納骨できないでいる遺族もいるが、死者には魂がありあなたのそばに来ている、と考えれば自然と気持ちも楽になります。 (山口哲人)

 1953年、北海道苫小牧市生まれ。女子美術大学芸術学部を卒業し、27歳で結婚。89年、長男秀さんが入院する埼玉医科大総合医療センターのある川越市に転居。昨年7月、自身にも乳がんが見つかったが克服し、文化交流団体「ユニップ」の日本代表として活動。9段の腕前の書道や将棋など日本文化を世界に発信している。「クリスタルシャワー」の問い合わせは、幻冬舎ルネッサンス(電)=03(5411)6710=へ。

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