Top >  がんの予防と治療-最新情報 >  Dr.中川のがんを知る: >  Dr.中川のがんの時代を暮らす:/4 生き物と縁が深い放射線

スポンサードリンク

Dr.中川のがんの時代を暮らす:/4 生き物と縁が深い放射線

Dr.中川のがんの時代を暮らす:/4 生き物と縁が深い放射線

この記事を読めば肉牛のセシウム汚染など恐くないですね。

普段食べることが出来なかった高級な霜降りが食べられますね。

政府ももう少し発表の仕方を考えればどうでしょうかね!

Dr.中川のがんの時代を暮らす:/4 生き物と縁が深い放射線


<以下、記事の引用です>

Dr.中川のがんの時代を暮らす:/4 生き物と縁が深い放射線

 全国各地の肉牛から高い放射性セシウムが検出されて、大騒ぎとなっています。福島県南相馬市の生産者から東京都の食肉処理場に搬入された牛では、国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)の6倍以上の3200ベクレルが検出されました。この事態を引き起こした原因は、3月に東京電力福島第1原発から大気中に放出された放射性セシウムです。

 原発から風に流され、雨と一緒に地上へ落ちたセシウムは土などに蓄積し、ガンマ線を出しています。これが今も福島で「空間放射線量」が高い原因となっています。降り注いだセシウムは、牧草地も汚染しました。牧草については、4月の時点で暫定許容値(1キロ当たり300ベクレル)が設定され、検査が実施されてきました。ただし、肉牛の飼料となる「稲わら」については、検査が徹底されませんでした。

 屋外に置かれて、セシウムを含む雨にぬれた稲わらが、宮城県や福島県などから、全国に出荷されていたのです。セシウム137の半減期は約30年ですから、4カ月前に汚染された稲わらの放射能は、ほとんど減っていません。行政が農家などに繰り返し注意を呼びかけるべきだった、と残念に思います。

 一方、牛の体内に入ったセシウムは尿などと一緒に排せつされますから、3カ月程度で半減します。また、仮に1キロ当たり3200ベクレルの牛肉を、ステーキとして200グラム食べても、0・01ミリシーベルト程度を被ばくするに過ぎません。

 そもそも私たちは、食物から年間で0・4ミリシーベルトの「内部被ばく」を受けています。主な原因は、野菜や果物などに含まれる天然の放射性カリウムです。カリウムを多く含むバナナ1本で、約0・0001ミリシーベルトの被ばくになります。

 生命の維持に不可欠なカリウムの約0・01%が放射性カリウムです。体重60キロの男性の場合、体内に約120グラムのカリウムが存在しますが、放射性カリウムは、そのうち0・012グラムで、放射能に換算すると4000ベクレルに上ります。

 つまり、私たちは、放射線を被ばくするとともに、体内から放射線を出してもいます。隣に寝ている人に対して、年間0・02ミリシーベルトくらいの被ばくをさせていると言われます。つくづく、生き物と放射線は縁が深いのです。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)

スポンサードリンク

 <  前の記事 サイエンス がんも怖いけど、日焼け避ける方がずっと体には悪いかも  |  トップページ  |  次の記事 がん抑制に役立つ遺伝子=新薬に応用期待-九州大など  > 

         
このページについて

このページは「がん治療最前線!フコイダンの真の力」の記事のひとつです。

他にも多くの記事があります。トップページサイトマップもご覧ください。

スポンサードリンク

更新履歴