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Dr.中川のがんから死生をみつめる:/93 英語で「カニ」と呼ぶわけ


Dr.中川のがんから死生をみつめる:/93 英語で「カニ」と呼ぶわけ

がんのことをCANCERとういうのだそうです。

そして乳がんについてのお話です。

古代ギリシャの昔から乳がんがあったんですね。

Dr.中川のがんから死生をみつめる:/93 英語で「カニ」と呼ぶわけ

<以下、記事の引用です>

Dr.中川のがんから死生をみつめる:/93 英語で「カニ」と呼ぶわけ

 財団法人癌(がん)研究会は、1908(明治41)年に創立された日本初のがん専門の研究機関です。付属病院の「癌研有明病院」は、東京のベイエリアにある最先端のがん専門病院です。ビルの外壁に「カニ」のシンボルマークがあり、大変印象的です。

 がんは英語では、カニやカニ座を意味する“cancer”と言います。カニと言っても、毛ガニよりは、ゴツゴツとしたタラバガニのイメージです。医学の父と呼ばれる古代ギリシャの名医ヒポクラテスが、進行した乳がんなどがカニの甲羅のように硬いことから、「カルキノス(カニ)」と名付けたことに由来します。

 がんは触ると分かりますが、「岩のように硬い塊」です。がん細胞は、ものすごい速さで細胞分裂を繰り返して大きくなるため、細胞の密度が高いことが理由です。

 江戸時代には、乳がんを「乳岩」と書くこともありました。四谷怪談に登場する「お岩さん」は、頬の奥にできる「上顎(じょうがく)がん」だったと思われます。治療法がなかったため、顔の皮膚にまで岩のようながんが顔を出していたのでしょう。

 ところで、この連載で一貫して使っている「がん」という言葉は、悪性腫瘍全般を指しており、漢字の「癌」とは微妙な違いがあります。

 医学用語としての「癌」は、臓器の表面を覆う「上皮」の細胞から発生する悪性腫瘍を指します。上皮細胞とは、簡単に言えば「外界と交通のある」細胞のことです。たとえば、胃癌ができる胃の粘膜は、口や肛門を通じて外界とつながっていますから上皮の一つです。肺癌ができる「気管支上皮」や、腎臓癌ができる「尿細管上皮」も、鼻や尿道を通して外界と連続しています。がんのほとんどは、この上皮細胞に由来する悪性腫瘍です。つまり、「癌」なのです。

 一方、骨や筋肉など、外界とつながっていない「肉」にあたる細胞からできる悪性腫瘍は、医学用語で「肉腫」と呼ばれます。癌と肉腫、白血病や脳腫瘍など、すべての悪性腫瘍の総称が「がん」です。種類は100以上になります。そして、がんごとに、治療法も治癒率も違うことを忘れてはいけません。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)

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