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Dr.中川のがんから死生をみつめる:/88 「大沢親分」に学ぶ


Dr.中川のがんから死生をみつめる:/88 「大沢親分」に学ぶ

中川先生のコラムです。

中川先生が大沢さんの診察をしていたとは!!

いき過ぎた治療さえしなければ寝込むことなく過ごせるという、

見習いたい一生の終え方ですね。

さすが大沢親分です。

Dr.中川のがんから死生をみつめる:/88 「大沢親分」に学ぶ

<以下、記事の引用です>

Dr.中川のがんから死生をみつめる:/88 「大沢親分」に学ぶ

 今年もたくさんの人が、がんにかかったり、がんで亡くなりました。有名人では、肺がんで亡くなった芸能リポーターの梨元勝さんや食道がんで手術を受けた歌手の桑田佳祐さんを、この連載で取り上げました。作家の井上ひさしさん、演出家のつかこうへいさん、女優の池内淳子さんも肺がんで亡くなっています。

 芸能界では、告知から2カ月半で亡くなった梨元さんや、半年で亡くなった井上さんなど、短い期間で亡くなる方が目立ちます。がんと診断されたときには、進行していて手遅れだったのでしょう。がん検診で早期に見つけていれば、と感じます。

 一方、がんは「ピンピンコロリ型」の病気でもあることを示してくれたのが、プロ野球元日本ハム監督の「大沢親分」こと大沢啓二さんです。「セカンドオピニオン」を目的に僕の外来に来られ、毎月通院されました。進行した胆のうがんでしたが、透析も受けており、積極的な治療はお勧めしませんでした。

 10月7日に亡くなると、一部のメディアが「急死」と報道しましたが、がんは1年前に見つかっていました。ところが、最後の外来受診となった8月半ばも、普通に近い生活を送っていました。テレビのレギュラー番組にも9月19日まで出演し、いつもと変わらず「喝」や「あっぱれ」と、ご意見番を立派に務められました。隣にいた張本勲さんも、関口宏さんも、「まさか大沢さんが末期がん患者とは思ってもみなかった」と言っています。

 大沢さんの場合、外来に来ても、CTなどの検査のほかは雑談をするくらいでした。結果的に、あまり体力を落とすことなく、仕事を続けることができたのだと思います。

 がんになっても、行き過ぎた治療をしない限り、亡くなる直前まで寝たきりになるようなことはまれです。それどころか、大沢さんは、末期がんであっても、亡くなる2~3週前までテレビに出て「喝」と叫ぶこともできるのだ、ということを私たちに教えてくれました。見習いたい死の姿です。

 年末になり飲む機会が増えますが、お互い、飲み過ぎには気をつけて、よい新年を迎えましょう。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)

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