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Dr.中川のがんから死生をみつめる:/73 非喫煙者も検診は必要


Dr.中川のがんから死生をみつめる:/73 非喫煙者も検診は必要

中川先生のコラムです。

梨元さんの肺がんについて詳しく教えてくれています。

たばこを吸わなくても肺がんの定期健診は必要だということです。


Dr.中川のがんから死生をみつめる:/73 非喫煙者も検診は必要

<以下、記事の引用です>

Dr.中川のがんから死生をみつめる:/73 非喫煙者も検診は必要

 芸能人リポーターの梨元勝さんが、先月21日、肺がんで亡くなりました。65歳でした。

 現在、日本では、毎年約6万7000人が肺がんで亡くなっています。男性では肺がんが、がんによる死亡のトップ、女性も2位です。

 梨元さんは、たばこを吸いませんでした。多くの人が「たばこを吸わなかった梨元さんが、どうして肺がんになったのだろう?」と疑問に思ったようです。

 たしかに、たばこを吸えば、肺がんになる危険は高まります。実際、日本人の場合、たばこを吸う人が肺がんになる危険性は、吸わない人に比べて、男性で4・4倍、女性で2・8倍に高まります。欧米では、この比率は20倍以上と言われていますから、日本人の肺がんに対するたばこの影響はやや少ないようです。

 欧米では、たばこが肺がんの原因の90%を占めます。日本人は、男性で68%、女性で18%程度と推計されています。梨元さんのように、たばこを吸わなくても肺がんになる日本人の割合が高いのです。

 肺がんには、いくつかのタイプがあります。まず、がん細胞が小さい「小細胞がん」とそれ以外の「非小細胞がん」に分かれます。さ

らに、非小細胞がんには、腺がん、扁平(へんぺい)上皮がん、大細胞がんがあります。

 このうち、たばこと関連が深いのは、扁平上皮がんと小細胞がんです。一方、最近は、腺がんの割合が増加しています。つまり、喫煙が原因ではない肺がんが増えつつあるのです。

 梨元さんの肺がんが、どのタイプだったかは報道されていません。間接喫煙でも肺がんは増えますから、芸能界で仕事をしてきた梨元さんの肺がんが、たばこによるものであった可能性もあるでしょう。がんの告知から2カ月半で亡くなった経過からは、進行が早く転移しやすい小細胞がんも考えられます。

 しかし、梨元さんも「たばこを吸わないから肺がんの心配はない」と誤解されていたようです。定期的な検査をしていたら、早期発見ができた可能性もあります。たばこを吸わなくてもがん検診は受ける必要があるのです。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)

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