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Dr.中川のがんから死生をみつめる:/70 「飲むと赤くなる人」要注意

Dr.中川のがんから死生をみつめる:/70 「飲むと赤くなる人」要注意

中川先生のコラムです。

お酒のお話!顔が赤くなる人は要注意!!とのことです。

私はすぐにまっかっか!

部分欠損型にあてはまってしまいますから危険ですね。

なるべく飲まないように注意しなくては!

Dr.中川のがんから死生をみつめる:/70 「飲むと赤くなる人」要注意

<以下、記事の引用です>

Dr.中川のがんから死生をみつめる:/70 「飲むと赤くなる人」要注意

 ビールがおいしい季節です。僕もお酒が大好きです。たばこほどは知られていませんが、アルコールもがんと関係があります。

 お酒によって、食道がん、咽頭(いんとう)がん、肝臓がん、乳がん、大腸がんなどのリスクが高まります。たとえば、毎日、日本酒を4合飲む日本人男性は、大腸がんになるリスクが飲まない人に比べて3倍になります。特に、飲むと顔が赤くなる人が深酒をすると、食道がんや咽頭がんになる危険が非常に高まります。中でも、お酒を飲みながらたばこを吸うのは最悪の「自殺行為」です。

 お酒に含まれるエタノールは、肝臓で「アセトアルデヒド」に分解されます。エタノールは消毒に使われるくらいですから、毒性はありませんが、アセトアルデヒドには発がん性があります。このアセトアルデヒドを酢酸に分解して解毒する酵素が、「アセトアルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)」です。

 このALDH2は、「遺伝」によって型が決まります。

 ALDH2の遺伝子には、アセトアルデヒドを分解する力が強い遺伝子(正常型)と、弱い遺伝子(欠損型)があり、両親から一つずつ、どちらかの型の遺伝子を受け継ぎます。両親から、ともに欠損型を受け継いだ「完全欠損型」は、日本人の約5%にみられます。お酒がまったく飲めない、いわゆる「下戸」で、たくさん飲むことができませんから、がんの危険が高まる心配もありません。

 両親からの遺伝子がともに正常型の場合は、アセトアルデヒドが蓄積しにくく、がんの危険は少ない半面、飲み過ぎによるアルコール中毒が問題になります。白人や黒人の大半がこのタイプですから、欧米ではお酒が飲めない人はまれです。逆に、日本に比べてアルコール中毒患者が多いという現実があります。

 問題は、両親から受けた遺伝子のうち、どちらか一方が欠損型である「部分欠損型」です。顔が赤くなるものの、そこそこ飲めるタイプで、アジア人の3~4割を占めます。こういう人がたくさんお酒を飲むと、がんの危険が高まるのです。来週もこの話題を続けます。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)

毎日新聞 2010年8月18日 東京朝刊

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