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Dr.中川のがんから死生をみつめる:/69 食道に悪い酒、たばこ

Dr.中川のがんから死生をみつめる:/69 食道に悪い酒、たばこ

中川先生のコラムです。

今回は桑田圭佑さんの食道がんについて語ってくれています。

食道がんの最大の敵は、お酒のようですね。

特にお酒を飲んで顔の赤くなる人がなり易いということです。

自分で危機管理をしなければがんからは逃れられませんね。

Dr.中川のがんから死生をみつめる:/69 食道に悪い酒、たば

<以下、記事の引用です>

Dr.中川のがんから死生をみつめる:/69 食道に悪い酒、たばこ

 サザンオールスターズの桑田佳祐さん(54)に早期の食道がんが見つかり、手術を受けました。桑田さんと同様、健診で早期の食道がんを発見し、今年1月に手術を受けた指揮者の小澤征爾さん(74)は、クラシック音楽祭の公開リハーサルで、7カ月ぶりにタクトを振りました。会見では「きょうは第二の人生の初日」と復帰を宣言、桑田さんにも、「絶対大丈夫!」と力強くエールを送りました。

 一方、小澤さんは体重が15キロも落ちて、「着られる服がなくなった」とこぼしました。開胸手術では、食道を取り除き、胃をつり上げて、食べ物の通り道として使います。こうすると胃がんの手術と同じように、「食物を一時的にためて、効率よく栄養を吸収できるように少しずつ小腸へ送り出す」という胃の本来の役割が損なわれてしまいます。王貞治さんが胃がんの手術のあと「激やせ」したように、どうしても体重が減ってしまいます。この点、放射線治療と抗がん剤治療を同時にする「化学放射線治療」では、胃の働きは失われませんから、体重も維持されることがほとんどです。

 日本では、年間およそ1万8000人が食道がんになっています。男性患者は女性の6倍と、圧倒的に男性に多いがんで、60代をピークに高齢者に多く見られるので、桑田さんはやや例外といえます。

 男性に多い理由は、お酒とたばこです。特に、お酒で顔が「赤くなる」人がたくさん飲むと、食道がんの危険が高まります。赤くなりやすい人がお酒を控えるだけで、日本人の食道がんが約半分に減るという計算もあります。この問題は次回くわしくお話しします。

 また、お酒とたばこを一緒にやると、さらにリスクは高まります。濃いお酒をストレートで飲むのもよくありません。辛い食べ物は、あまり心配はいりませんが、熱いお茶で食道がんが増えるというデータがあります。熱い飲食物が食道の粘膜に炎症を起こし、がんのリスクを上げると考えられています。やはり、熱いものは、少し冷まして口にした方がいいでしょう。その点、僕は猫舌なので安心のようです。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)

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