肝臓は沈黙の臓器 南和歌山医療センター・藤本内科医長 /和歌山
肝炎ウィルスに感染しているかどうか?
肝臓がんになるかならないかの大きな要因ですので、肝炎ウィルス検査は重要だということです。
健康診断でもオプションで検査できますので一度確認した方がいいですね。
肝臓は沈黙の臓器 南和歌山医療センター・藤本内科医長 /和歌山
<以下、記事の引用です>
健やかわかやま:肝臓は沈黙の臓器 南和歌山医療センター・藤本内科医長 /和歌山◇一度は肝炎ウイルス検査を
日本人の100人に1~2人が感染しているとされる肝炎ウイルス。アルコールや毒素を分解したり、たんぱく質などを合成する肝臓の働きが悪くなる病気で、肝硬変や肝がんに進行する「怖い病気」と思われがち。国立病院機構南和歌山医療センターの藤本研治内科医長(44)に、最新の治療法や注意点を聞いた。肝がんで亡くなる人は日本では年間約4万人に上ります。県内は、肝がんの死亡率が全国10位以内と高くなっています。
肝臓病というと、昔はアルコールの飲みすぎで起こる病気ととらえられがちでした。しかし実際には、肝がんの約9割はB型やC型のウイルス性肝炎が原因です。B型、C型肝炎ウイルスは血液や体液を介して感染します。「肝臓は沈黙の臓器」といわれるほど自覚症状に乏しく、いつ感染したのか分からないまま、肝がんに進行することが多い国民病です。
肝炎ウイルスに感染しているのかどうか分からない人は、県内の保健所などで無料で検査をしていますので、必ず一度は肝炎ウイルス検診を受けてください。もし異常を指摘された場合は、肝臓病専門の医師を受診しましょう。
C型肝炎は治療法の開発が進み、ペグインターフェロンの注射とリバビリンの内服で、難治群とされる1型高ウイルスの場合でも半数以上の患者さんが治るようになりました。仮にウイルスが消えなくても、薬で肝硬変や肝がんへの進行を抑えることが可能です。
一方、B型肝炎は、インターフェロン注射や抗ウイルス薬の内服でウイルスの増殖をコントロールし、肝がんの発生を抑えることができます。
万が一、肝硬変と診断されても、食事療法とともにさまざまな薬で症状の改善を図れます。肝がんと診断されても、手術やラジオ波焼灼(しょうしゃく)術、TAE(肝動脈塞栓術)など新たな治療法も確立されました。
肝炎・肝がんと診断されたら、治療に関する最新の情報を常に手に入れることが、あなたの命を守ることにつながります。勇気を持って治療を受けてください。
