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前立腺がんに「間欠的ホルモン療法」


前立腺がんに「間欠的ホルモン療法」

前立腺がんのニュースです。

ホルモン療法の治療で長期に治療することで薬が効かなくなることがあるとのこと。

<間欠的ホルモン療法>という治療法は、

一定期間ホルモン療法を続けて正常になったら治療をストップ!

腫瘍マーカーが再び上昇したら治療を再開するという治療法!

この治療法の権威、東京厚生年金病院泌尿器科の赤倉功一郎部長(51)です。


前立腺がんに「間欠的ホルモン療法」


<以下、記事の引用です>

前立腺がんに「間欠的ホルモン療法」


高齢になればリスクが高まる前立腺がんは、「PSA」という腫瘍マーカーの血液検査によって、早期の段階で見つかることが増えた。また、その治療も、手術、放射線療法、化学療法、さらにはホルモン療法もあり選択肢が多い。病態や個人の意向で治療を選びやすいのだが、ホルモン療法では、長く治療を続けることで薬が効きにくくなる欠点があった。

 それを「再燃」という。これを克服するために、現在、世界的に注目されているのが「間欠的ホルモン療法」。ホルモン療法を一定期間実施した後、PSAの値が正常に戻ったところで投与を止める。そして、数カ月後に再びPSAが上昇したならば、またホルモン療法を再開するという治療だ。休止期間があるゆえに、再燃は起こりにくく、副作用も少ないだけでなく、コストも安い。

 そんな「間欠的ホルモン療法」が世界初の臨床試験が行われたのは1990年代初頭。このプロジェクトに参加し、国内の第一人者であるだけでなく、現在も、世界最先端の研究を行っているのが、東京厚生年金病院泌尿器科の赤倉功一郎部長(51)だ。

 「手術や放射線療法の技術レベルも進歩していますが、治療後の勃起機能の低下や尿漏れなどの副作用があります。また、手術そのものを希望しない方もいます。そういった場合の選択肢のひとつとして、間欠的ホルモン療法は役立つと思っています」(赤倉部長)

 間欠的ホルモン療法も、全ての前立腺がんに有効というわけではない。病態によっては、別の治療を選択した方がいいこともある。この治療が有効か、そうでないのか。その見極めと治療成績のデータ化により、どんな医師でも治療に応用可能にするため、現在、赤倉部長は東京大学生産技術研究所などとのコラボによる最先端の研究チームに参加している。

 「データがソフト化されるのは、世界初になります。間欠的ホルモン療法が、一般的な治療として普及するための足掛かりになるでしょう」

 こう話す赤倉部長は、もうひとつ、「PSA監視療法」にも力を入れている。前立腺がんは、病態によっては進行が遅い。手術などの治療をすることで、その副作用などで逆に患者のQOL(生活の質)を損ないかねない。どのタイミングで治療を行うか、行わなくても済むか。その見極めのために「PSA」検査を活用し、前立腺がんの進行状態を把握しながら検査や適切な治療を実施する「PSA監視療法」の研究も、赤倉部長は進めている。

 「患者さんの人生を最善な状態にするには、今以上に個別化した診断と治療が必要だと思っています」と赤倉部長。世界トップレベルの診断と治療の発展のために、今も力を注いでいる。 (安達純子)

<データ>2010年実績

☆泌尿器科手術総数約450件

☆前立腺がんの間欠的ホルモン療法約40人(現在進行中)

☆PSA監視療法約40人

☆病院病床数520床

〔住所〕〒162-8543東京都新宿区津久戸町5の1 (電)03・3269・8111


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