低分子フコイダンがいい!っという製品がたくさんありますね。
超低分子フコイダンはもっといい!とありますが、どうなんでしょうか?
「低分子でなくては体内へ吸収されにくい」という理由が書いてあります。
しかし、少し調べてみると、どうも低分子だから吸収がいいとはいいにくいようです。
もともとフコイダンは高分子多糖類といわれていて、分子が非常に強く結合している壊れにくいものです。高分子多糖類であるため免疫受容体へ作用してくれるようです。
低分子化する事によってフコイダンの分子構造を壊してしまうわけで、バラバラになってしまった分子の固まりはフコイダンとは言えなくなって単なるショ糖などの糖質となっています。
さらに超低分子化してしまった場合は、単糖類のブドウ糖のような物になってしまいます。ブドウ糖ですから吸収率は抜群に言い訳です。点滴と同じで栄養ということですね。
吸収だけを考えてしまった場合は、フコイダンの作用からみた場合とは違うわけです。
また低分子フコイダンと高分子フコイダンでは比較してみて、吸収率の差は専門家の間では認められてはいないようです。
むしろ動物実験では、低分子のフコイダンはアトポーシス効果が大変弱い状態になってしまうということもあるようです。
フコイダンは高分子であるが故に、吸収されにくいからこそ効果のある作用が認められたということがあるので、低分子がいい、超低分子はもっといい、ということは無理があるようですね。