消化器系がん 単孔式腹腔鏡下手術で治療成果
消化器系がん 単孔式腹腔鏡下手術で治療成果
聖マリアンナ医科大学東横病院!!
手術を受けるならこんな病院で受けたいものですね。
腹腔鏡下手術がもっと広がってくれることを期待したいです。
<以下、記事の引用です>
消化器系がん 単孔式腹腔鏡下手術で治療成果 ★聖マリアンナ医科大学東横病院 2010.11.19 連載:ニッポン病院の実力聖マリアンナ医科大学東横病院【拡大】
胃がんや大腸がんなどの消化器系がん治療では、内視鏡を用いた腫瘍の切除、4カ所程度の小さな孔を開けて行う腹腔鏡下手術(および胸腔鏡下手術)、そして、メスで切開して行う手術が広く行われている。腹腔鏡下手術の進展は目覚ましく、進行した胃がんや大腸がんでも実施されるようになった。早期がんでは内視鏡的治療、進行がんでは腹腔鏡下手術と二極化が進む中、その間を埋めるべく、2センチ程度の1つの孔で治療を行う「単孔式腹腔鏡下手術」も登場。この治療も含めて、消化器系疾患に対して身体にやさしい治療で定評を持つのが、聖マリアンナ医科大学東横病院消化器病センターだ。
腹腔鏡下手術のリーディングホスピタルというだけでなく、消化器外科と消化器内科が一体となり、病態や進行状態に合わせた治療を選択している。
「根治性を保ちながら患者さんの身体に傷を残さずにどこまで治療ができるのか。常にそれを考えながら取り組んでいます」と話すセンター長の宮島伸宜教授(55)=写真=は、腹腔鏡下手術のエキスパートだ。進行した直腸がんでも、人工肛門をつけず、排尿や排便などの神経機能を温存する手術を手がけている。
「腹腔鏡下手術の利点は、腹腔鏡によって細い神経まで拡大されて見えることにあります。開腹手術では見ることができなかった骨盤部分なども、はっきり見えるため精緻な手術を行えるのです」
宮島教授は、2007年のセンター開設を機に腹腔鏡下手術専用の手術室を設置。医師もスタッフも、「夜間の手術でも腹腔鏡下手術を行うのが当たり前」という環境を持っている。そして、昨年から単孔式内視鏡手術も導入。宮島教授は、単孔式内視鏡手術研究会の役員も務め、この治療に積極的だ。
「一般的に、単孔式内視鏡手術はまだ発展途上。医師の腕にまだ器具の開発がついてきていないのです。より使いやすい器具の登場が進めば、もっと普及するでしょう」(宮島教授)
単孔式内視鏡手術では、ヘソの穴に2センチ程度の孔を開け、そこから腹腔鏡と鉗子(かんし)などを入れて、早期の大腸がんや胃がんなどを摘出。外見に傷が残らないだけでなく、胆石による胆嚢摘出では手術翌日の退院も可能である。そのため、胆嚢摘出や虫垂炎の治療ではほぼ100%、単孔式腹腔鏡手術を行っているという。「夢は患者さんから手術の傷跡をなくすこと」と宮島教授。ロボット手術など将来展望を抱きながら、治療に取り組んでいる。(安達純子)
<データ>2009年実績
★腹腔鏡下手術総数260件(内単孔式腹腔鏡下手術57件)
★大腸がん手術223件(腹腔鏡手術150件/単孔式腹腔鏡手術5件、本院指導含む)
★胆嚢摘出における単孔式腹腔鏡下手術50件
★病床数125床
〔住所〕〒211-0063神奈川県川崎市中原区小杉町3の435(電)044・722・2121
