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【最新記事】

食道がん 酒×たばこは要注意 自覚症状なし…定期検診で発見を

桑田圭佑さんの食道がんのニュースの追加です。

立川談志さんや指揮者の小澤征爾も食道がんで手術を受けていますね。

初期の発見が大事だということで、桑田さんは早く見つかってよかったですね。

食道がん 酒×たばこは要注意 自覚症状なし…定期検診で発見を

<以下、記事の引用です>

食道がん 酒×たばこは要注意 自覚症状なし…定期検診で発見を (1/3ページ) 2010.7.31 08:16 このニュースのトピックス:健康・メタボ

ライブで歌う桑田佳祐さん。早期の復活が待たれる=平成14年、横浜アリーナ (江角和宏撮影)
 サザンオールスターズのボーカル、桑田佳祐さん(54)が食道がん治療のため療養に入ると発表した。

所属事務所によると、がんは早期発見されたことから初期段階の治療で済むという。自覚症状のないまま進行する食道がん。たばこや飲酒との関連も指摘されるだけに、喫煙者や強い酒を飲む機会の多い人は特に定期的な検診を欠かさないようにしたい。(道丸摩耶)
                   ◇
 ≪刺激物は避けて≫
 「食道がんの罹患(りかん)に明らかにかかわっているとみられるのは喫煙習慣です。アルコールも関係あるといわれていますが、ビールやサワーよりウオッカなど刺激の強い酒の方が影響があると思います」と解説するのは東大医科研病院の釣田義一郎(つりたぎ・いちろう)医師(外科)だ。

 熱いかゆや湯をそのまま飲むなどして刺激を与えるのも良くないといわれている。ただ、大腸がんなどとは異なり、食生活そのものの影響はあまり指摘されていない。

 釣田医師によると、食道の壁や周囲にはリンパ管が豊富に通っており、その分転移の危険も高い。また、食道は喉頭(こうとう)や咽頭(いんとう)ともつながっているため、喉頭がん、咽頭がんとの重複がんができる可能性もあるという。

 「一般的に、初期であれば内視鏡でがんを切除できる。もう少し進むと、外科手術でがんを切除するか、放射線療法と抗がん剤治療の併用をするかになります。

ただ、声帯を動かす筋肉をつかさどる『反回神経』が食道のすぐそばを通っているため、手術で神経を傷つける危険があり、注意が必要です」

 この反回神経が傷つくと、声がかすれるなどの影響があるという。また、外科手術は内視鏡に比べ、回復に時間がかかる。そのため、内視鏡で対応できる早期に発見するのが何より大事になってくる。

 ≪内視鏡が有効≫
 ただ、初期段階ではほとんど自覚症状がないのが食道がんの特徴。釣田医師も「ものを飲み込むときにつっかえる感じや違和感が出てきたら、かなり進行していることが多い」と語る。

 それでは、初期の段階で見つけるには、どうすればよいのか。

 「喫煙者などリスクの高い男性は、40代になったら年に1度は内視鏡検査、いわゆる胃カメラを受けるのが有効でしょう」(釣田医師)

 だが、初期の食道がんは平たい形をしており、内視鏡では見つけにくい。検査中に「ルゴール」と呼ばれるヨウ素液を食道にかけると発見しやすくなるが、むせるなど患者に負担がかかるため、ルゴール検査を断る患者も多いという。

 「最近では『NBI内視鏡』という光の波長を利用してがんを発見できる内視鏡も出ている。患者への負担が少なく、早期発見の可能性が高い」と釣田医師。
 NBI内視鏡での検査が受けられる医療機関はまだ少ないが、高リスクの人は定期的なチェックが何より重要だ。
                   ◇
 ■小澤さん、立川さんも
 54歳で食道がんが発見された桑田さんについて、釣田医師は「50代は早い方。一般的には60代を過ぎてから罹患者が増える」と話す。今年1月には、指揮者の小澤征爾さん(74)が食道がんのため活動を休止すると発表した。その際の会見で「自覚症状はなく、人間ドックを受けていなければ発見できなかった」と語っている。

 落語家の立川談志さん(74)も食道がんの手術を受けた経験がある。その後、咽頭がんが見つかったが、今年4月に高座復帰を果たした。
                   ◇
【用語解説】食道がん
 のど(咽頭)と胃をつないでいる約25センチの臓器「食道」にできるがん。日本では9割以上が表皮にある細胞が増殖する「扁平上皮(へんぺいじょうひ)がん」で、欧米に多い腺上皮から発生する「腺がん」は少ない。女性より男性の患者が多く、年齢とともに罹患率は上がる。

 厚生労働省の人口動態統計によると、日本では平成21年に約1万1700人が食道がんで死亡している。

「高齢者のがん治療」

がんになってしまった年齢によって治療方法は異なるということ!

高齢の場合はがんの根治のために手術するというのは問題があると書いてあります。

確かに余命が健康であってもそう長くはないのですから、

無理な手術で寿命を縮めてしまうのは問題ですね。

竹中文良さんの回想録「がんと向き合って ―医師として患者として―」

本が出たら読んでみたいと思います。

「高齢者のがん治療」

<以下、記事の引用です>


「高齢者のがん治療」
 先日、歌手の桑田佳祐さんが食道がんを患っているということがニュースになったが、早期発見で初期段階での治療で済むという。だが、今の卓越した医学でも、がんは非常に難しい病気のひとつだ。

 ▼先日、肝臓がんにより79歳で亡くなった当地出身の、ジャパン・ウェルネス理事長で、日本赤十字看護大学客員教授の竹中文良さんの回想録「がんと向き合って ―医師として患者として―」に、そのことが切り込んで書かれている。

 ▼この回想録は生前本紙に寄せられ、現在連載中である。そこには筆者自身のがん、医師の立場としての患者のがんとの熾烈(しれつ)な闘いがつづられている。

 ▼竹中さんは20年間で5度目に当たる「がんの根治手術」を受けたという。「がんという病気が本質的に命の危険をはらむもの」なのに、患者になって感じる衝撃とか対応はその時の年齢によって違うというのである。

 ▼医師として、年齢に関係なく「がんの根治」に向かうのが医療の正しい道だと考えてきた。だが、自身のがんの体験から、80代、90代という高齢者のがんの治療について、手術という手段には課題があると考える。

 ▼根治を目指して、高齢患者に身体的に重い負担をかけることがいいのかどうか。難しい問題だと疑問を投げ掛けている。

 ▼竹中さんは、医師の立場からというより患者の立場からみて、生物的な解決より人間の尊厳について問題提起しているように思えるのである。 (香)


(2010年07月30日更新)


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