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Dr.中川のがんの時代を暮らす:/50 経済格差と健康格差


Dr.中川のがんの時代を暮らす:/50 経済格差と健康格差

経済格差が健康格差にもろに関わっているようです。


所得が低いほどがんに成りやすい!

所得が低いほど健康でありにくい!

しかしこれは男性に限られるようデス。

女性の場合は格差はあまり現れてこないそうです。

これはなぜか?

やはり女性は喫煙率が低いことと、生活習慣がみだれることが少ないこと。

これが格差が現れない原因のようです。

女性の平均寿命が高い原因にもなっているようですね。

生活習慣が最も大事ということになりますね!

Dr.中川のがんの時代を暮らす:/50 経済格差と健康格差

<以下、記事の引用です>




Dr.中川のがんの時代を暮らす:/50 経済格差と健康格差
毎日新聞 2012年09月03日 東京朝刊

 前回述べましたが、公務員の人たちは、国が目標としてきた「がん検診受診率50%」をほぼ達成している一方、所得が低いほど受診率は下がっています。がんの早期発見にがん検診は欠かせませんから、経済格差が健康格差をもたらすことになり、大きな問題です。

 実は、がん検診の受診率だけではなく、がんの罹患(りかん)率や死亡率も、学歴や収入といった「社会経済的地位」に左右されることが分かっています。米国の男女1万1464人を対象とした分析では、教育年数が11年以下の人は、16年以上の人と比べて、がんになる確率が1・17倍(男性1・22倍、女性1・08倍)でした。男性の肺がんは3・01倍、子宮頸(しきゅうけい)がんが3・24倍と、がんの種類によっては非常に大きな格差がありました。

 さらに21カ国のデータを分析すると、社会経済的地位が低い層で罹患率や死亡率が高いがんは、男性の肺がん、喉頭がん、口腔(こうくう)がん、咽頭(いんとう)がん、男女問わずに食道がん、胃がん、女性の子宮頸がんとなりました。いずれもたばこが大きなリスクとなるがんです。所得が低いほど喫煙率が高いことが関係していると思われます。

 厚生労働省の研究班が日本人約1万5000人を最長4年間追跡して調べた結果、所得が200万円未満の男性のがん死亡リスクは、所得が400万円以上の男性の約2倍にもなりました。がん検診を受けている男性に限っても、所得によるがん死亡率の差は1・7倍に達します。また教育年数が6〜9年の男性は、13年以上の人と比べて、がん死亡のリスクは1・5倍近くになりました。所得や学歴が高い男性では健康意識も高く、生活習慣もよくなるためだと思います。女性は、収入や教育の格差による死亡リスクの違いは見られませんでした。

日本人の女性は、喫煙率も低く、男性に比べて生活習慣が乱れにくいことが背景にあると思われます。女性の平均寿命が男性より長い理由もここにありそうです。逆に言えば、男性も生活習慣をよくすることで、社会経済的格差を十分克服できるということです。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)

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