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胃がん・食道がん 新たな免疫療法への取り組み


胃がん・食道がん 新たな免疫療法への取り組み

自分の免疫細胞を使って増殖!!

薬剤処理して体内に戻して使用することで

全身の免疫細胞に働きかけてくれ、

がん細胞を攻撃させるという免疫治療が効果があるようです。

手術と抗がん剤では治らないがんに期待できますね!

胃がん・食道がん 新たな免疫療法への取り組み


<以下、記事の引用です>


胃がん・食道がん 新たな免疫療法への取り組み
★東京大学医学部附属病院
2011.06.06
連載:ニッポン病院の実力

東京大学医学部附属病院【拡大】


 国内では年間、胃がんでは5万人以上、食道がんでは1万人以上が亡くなっている。早期がんであれば内視鏡によっての部分切除は可能だが、進行した場合は、胃や食道を切除しなければならない。近年では、傷口を小さくする腹腔鏡や胸腔鏡といった医療機器の開発は進歩しているが、臓器を取るという手術方法は、胃がんでは1940年代、食道がんでは1960年代から、進歩せずに標準治療として行われているという。

 加えて、手術によって臓器を全摘してしまうと、普通の量の食事ができないなど患者にとってはQOL(生活の質)の低下につながる。また、合併症や再発のリスクもある。そんな胃がんや食道がんの手術方法や治療そのものを進展させるべく、最先端医療の研究を行っているのが東京大学医学部附属病院胃・食道外科だ。

 「10年ほど前に胃が分泌するホルモンの重要性が解明され、胃を残すことが大切であることがわかり、そのための治療法を研究しています。どんな進行状態の胃がんであっても、再発を防ぎながら必要な胃は残す。その方法を考えています」と、同科の瀬戸泰之教授(52)は言う。

 進行した胃がんでは、肉眼で見える腫瘍だけでなく、胃の他の部分にも潜んでいる恐れがあり、これまで治療では胃を全部摘出していた。しかし、胃のどの部分に腫瘍が潜んでいるかを確実に見極めることができれば、正常な胃の部分は残すことが可能。その技術を開発すべく、瀬戸教授は、工学部やコンピューターエンジニア、薬学部といった産学協同プロジェクトによる「最先端研究支援プログラム」に参加している。

 「がん細胞にだけ付着する抗体を作ることで、正確にがんの位置を把握することが可能と考えています。まだ研究段階ですが、3年以内に実現することを目指しています」(瀬戸教授)

 一方、食道がんは、胃がんと比べて進行・再発しやすく、亡くなるケースは多い。その生命予後を改善するため、瀬戸教授は術後の合併症の見極めを早くする研究を行っている。また、新たな免疫療法なども実施。そのひとつのワクチン療法は、自分自身の免疫細胞を取り出し、食道がんを攻撃するように薬剤でマーキング処理し、増殖させて体内に戻す。この細胞が他の免疫細胞に働きかけ、全身で食道がんに対して免疫細胞が攻撃を仕掛ける仕組みだ。

 「食道がんのステージIIAの方々に、昨年1月からワクチン療法の臨床試験を始めました。このステージの方々は、術後の抗がん剤治療に効果はなく、約4割の方が再発していました。その再発を防ぐためにワクチン療法は有効と考えています」と瀬戸教授。さらに、今年4月からは、抗がん剤治療前に患者ごとに自らの免疫細胞を冷凍保存する新たな治療法も開始した。最先端の取り組みは今も進行中である。(安達純子)

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