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小腸はなぜ病気になりにくい?


小腸はなぜ病気になりにくい?

小腸について勉強になるニュースです。

小腸のがんはあまり無いようですね。

不思議な臓器!

丈夫な臓器!小腸!

小腸はなぜ病気になりにくい?

<以下、記事の引用です>

小腸はなぜ病気になりにくい? 2011/2/19 7:00 印刷  体には様々な臓器があり多種多様な病気を起こす。例えば、肺や胃、大腸は多くの人でがんができる。ところが、小腸はがんになりにくく、病気は少ないという。小腸は病気になりにくいのか。


 Q 小腸はどんな臓器なの。

 A 回腸と空腸などで構成され、消化した食物から栄養分や水分を吸収する。長さは成人だと4~6メートルに及ぶ最大の臓器だ。東京大学名誉教授である公立昭和病院の上西紀夫院長は「小腸の内側を広げるとテニスコート1面の4分の1ほどの面積に達する」と説明しているよ。

 小腸は免疫機能が強い。そもそも、食物が通過するうえ、色々な腸内細菌が様々な物質を放出している。そんな中で体に必要な栄養分などを吸収するだけに、強い免疫機能で毒性の異物に対処する。食物が数時間で早く通過することや、粘膜の細胞が3日程度で脱落するのも、小腸が有害な異物を排除するためと考えられているよ。

 Q 丈夫な臓器ということかな。

 A そう。だから、ほかの傷んだ臓器の代用として使われたり取り除かれたりすることもある。食道がんの治療では、傷んだ食道の代わりに小腸を使うことがある。肥満の治療では、栄養吸収を減らすため小腸を一部使わないようにつなぎ替える手術も実施されているんだよ。

 Q 小腸の研究は進んでいるんだね。

 A 小腸はもう一つ特徴があって、観察が難しい臓器なんだ。小腸の位置は、口からのぞき込めば胃の先だし、肛門からならば大腸の奥なので、口からも肛門からも遠い。しかも、曲がりくねっているので、開腹しない限り観察は困難だ。丈夫で観察も無理な臓器だから研究は進まず、医師の間では「小腸は暗黒大陸」といわれてきた。

 Q 観察の手立てはないのかな。

 A それが、この10年で内視鏡が進歩して状況が変わった。カプセル型内視鏡は飲み薬のようなもので、小腸の中を移動しながら内部を撮影する。バルーン型内視鏡は口や肛門から挿入し、バルーンを膨らませて小腸を固定し、さらに奥へ内視鏡本体を送り込み観察する。

 こうした技術によって小腸の病気の詳しい実態が分かってきた。上西院長が小腸の代表的な病気としてあげるのがクローン病。「様々な薬を投与するので、効き具合を検討するのに内視鏡は役立つ」という。

 Q がんはどうなのかな。

 A がんも実はある。空腸が主に傷む小腸がん、消化管間葉系腫瘍(GIST)などだ。ただ、患者は少ない。公立昭和病院で手術などの治療を受けるがん患者数は大腸がんが年間約150人、胃がんが同100人なのに対して、小腸がんは2~3年に1人、GISTは年に1人いるかどうかだ。

 内視鏡の活用は新たな病気の発見にもつながるかもしれない。内視鏡を駆使することで、小腸に対する理解はさらに深まりそうだよ。

(編集委員 鹿児島昌樹)

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