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がんの「種」退治可能に 九大・中山教授の研究班


がんの「種」退治可能に 九大・中山教授の研究班

がん細胞の再発がなくなる可能性があるようです。

5年で実用化が出来そうだということで、

大いに期待したいものです。


がんの「種」退治可能に 九大・中山教授の研究班

<以下、記事の引用です>

がんの「種」退治可能に 九大・中山教授の研究班 2011年1月3日 10:17 カテゴリー:九州 > 福岡 社会

■特定タンパク質弱める手法 完治へ新薬開発期待
 がんの増殖や転移を引き起こすとされ、抗がん剤や放射線が効かない「がん幹細胞」を、治療可能な状態に変えるための鍵を握るタンパク質を、九州大生体防御医学研究所の中山敬一教授(分子医科学)の研究グループが特定した。現在の治療法では、通常のがん細胞を死滅させても、幹細胞が残る限り再発の恐れがあるが、このタンパク質を活用すれば、がんを元から絶つことが可能。特効薬開発につながれば、がんの完治も夢ではなくなるという。

 中山教授によると、がん幹細胞は、がん細胞を生み出す「種」とされる。がん細胞は常に分裂して増殖しており、抗がん剤などで治療可能。しかし、幹細胞は分裂の周期から外れた「静止期」の状態で、治療に対する抵抗力が強く、化学療法が効かないという。

 研究グループは白血病のマウスを利用し、幹細胞を「静止期」に引き留めるタンパク質の働きを遺伝子操作で弱めた。その結果、幹細胞が「静止期」から「増殖期」に移り、抗がん剤で死滅。通常の白血病マウスは3-5週間で死亡したが、遺伝子操作したマウスは白血病が治り、生き残ったという。

 中山教授は、この仕組みを、がん幹細胞の「追い出し療法」と命名。薬品でタンパク質の働きを一時的に弱め、白血病患者を完治させる方法を考えている。大手製薬会社も関心を示し、治療薬開発の検討に入った。応用研究を経て、5年前後で実用化を目指す。

 がん幹細胞は乳がんや前立腺がん、脳腫瘍、消化器系のがんなどでも存在が確認されている。中山教授は「根っこから除去するのが追い出し療法の強み。がん発生のメカニズムが同じならば、ほかのがん治療にも生かせる可能性が高い」と話している。

■ワードBOX=がん幹細胞

 遺伝子に異常が生じ、無制限に分裂、増殖を繰り返すがん細胞の「種」とされる細胞。その存在は数十年前から議論されていたが、1997年にカナダの研究グループが血液のがんである白血病の細胞で発見した。その後、世界的に研究が進められ、脳腫瘍や乳がんなど、ほかのがんでも報告が相次いだが、発生のメカニズムなど現在も不明な点が多い。

=2011/01/03付 西日本新聞朝刊=

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