膵臓がん:血管修復で治療 「兵糧攻め」とは逆発想--旭川医科大など研究グループ
先日アップした<血管再生によるがん治療法開発>のニュースの補足です。
詳しく、わかりやすく説明してくれていますので、
理解しやすいかと思います。
膵臓がんの新しい治療法になる画期的な治療法になってくれることを期待しましょう。
膵臓がん:血管修復で治療 「兵糧攻め」とは逆発想--旭川医科大など研究グループ
<以下、記事の引用です>
膵臓がん:血管修復で治療 「兵糧攻め」とは逆発想--旭川医科大など研究グループ旭川医科大などの研究グループは、骨髄細胞を移植してがんの周辺の血管を修復・再生し、血流を改善する新たな方法で、膵臓(すいぞう)がんの増殖を抑えることに動物実験で成功した。がんの周辺で血管が乱造されるのを食い止め、がん細胞を「兵糧攻め」にする従来の治療法とは正反対で、膵臓がんなど治りにくいがんの新たな治療法になるという。13日付の米がん学会誌「キャンサー・リサーチ」電子版で発表した。
がん細胞が増殖すると、酸素や栄養を運ぶため無秩序に細い血管が増える。近年、薬で血管の乱造を防ぐ治療法が注目され、大腸がんや肝がん、腎臓がんなど、血流量の多い臓器がんに効果がある。
ところが、同大の水上裕輔講師(消化器内科学)らが膵臓がんを調べた結果、細い血管の乱造が血液の流れを乏しくし、腫瘍(しゅよう)内が酸素不足になり、低酸素状態を好む、膵臓がんなどのがん細胞の温床になっていた。
このため、血管再生を促す骨髄細胞を培養してマウスに注入。がんの周囲の血管が正常に形成され、腫瘍の増大を大幅に遅らせることができた。血流改善で抗がん剤が腫瘍内に届くようになったためという。転移が進むこともなかった。
水上講師は「簡単に採取できる血液細胞を使う方法も研究中。治りにくいがんの新たな治療法として実現したい」と話す。【山田大輔】
