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長引くしゃっくりは体の黄信号…病気が潜んでいる恐れ

長引くしゃっくりは体の黄信号…病気が潜んでいる恐れ

しゃっくりってたんなる一過性のものかと思っていましたが、

危険が潜んでいることもあるんですね。

止まらなくなったら要注意ですね!


長引くしゃっくりは体の黄信号…病気が潜んでいる恐れ

<以下、記事の引用です>


長引くしゃっくりは体の黄信号…病気が潜んでいる恐れ

「長引くしゃっくりは体の黄信号」と話す谷村裕充先生。食道がんなどを患っている可能性があるという
 「ヒクッ、ヒクッ」。突然起きるしゃっくり。ほとんどはいつの間にか止まるが、中にはしつこく続くことも。48時間以上続く場合、医学用語で「難治性吃逆(きつぎゃく)」と呼ぶ。●(はり)でその治療に成果を上げている兵庫県立東洋医学研究所付属診療所の●灸師(しんきゅうし)、谷村裕充先生は「長引くしゃっくりは体の黄信号。消化器系や脳神経系の病気が潜んでいる恐れがある」と話す。(構成・高尾健二)

 しゃっくりはいわば横隔膜のけいれん。だが「なぜ起きるのか、その原因は完全には分かっていない」。横隔膜は肺の下、胃の上にある筋肉で、その収縮によって肺に空気を取り込み呼吸する。横隔膜がけいれんし、急に吸気が狭くなった声門を通るとき「ヒクッ」となる。

 早食いや大食いで起きやすいのは胃袋が急に膨らみ横隔膜を圧迫するためだ。こうした一過性のものなら心配ないが、「胃がんや食道がんが引き金になって起きることもある。腹部の切除手術で横隔膜が刺激され、手術後しゃっくりが出始めるケースも少なくない」。

 脳と脊髄(せきずい)をつなぐ脳幹部の障害に伴う「中枢性しゃっくり」や、横隔神経や迷走神経への刺激で起こる「末梢(まっしょう)性しゃっくり」もある。

 中枢性は脳梗塞(こうそく)や脳内出血、脳腫瘍(しゅよう)が原因で起こりやすい。「脳幹部にしゃっくりを引き起こす吃逆中枢があり、脳の障害でその中枢への抑制作用が利かなくなるためと推測されている」。英国で昨年、3年間しゃっくりが続いていた20代男性が脳腫瘍と分かり、手術をしたらしゃっくりも止まったと話題になった。

 末梢性しゃっくりは肺炎やぜんそくに伴って起きることがある。このほか「腎臓病やリウマチ治療でのステロイド大量投与に伴う副作用や、高齢者の誤飲、アルコール中毒などが誘因になっているケースもある」。難治性吃逆はなぜか圧倒的に男性に多いという。

 「たかがしゃっくり。だが、難治性となると病気。しかも、重大な病気が隠れているかもしれない」と谷村先生。では何科を受診したらいいのだろうか。「総合内科や総合診療科のある病院に行くのがベスト。基礎疾患があるか調べたうえで、消化器内科や神経内科など専門科を紹介してくれる」という。「難治性のしゃっくりに特効薬はない」が、消化器系の病気が原因とみられる場合は主に吐き気止めの薬、中枢神経系疾患の場合は筋弛緩(しかん)薬や抗けいれん薬が使われているそうだ。

 ◆症例

 ▼52歳男性 下痢が続き、時々便に血が混じるため兵庫県立尼崎病院を受診。その結果、直腸がんと診断され、緊急入院し切除手術を受けた。ところが、直後から昼夜ずっとしゃっくりが止まらない。がんの肝臓転移で肝臓に負担がかかるため薬の使用も避けていた。手術から10日後、付属診療所に紹介があり、早速、●治療を開始。「内関」と「足三里」のツボに低周波電流を流す。治療中から効果があり、いったん止まったが、半日後には再びしゃっくり。これが3日間続いたが、4日目には完全にストップし再発もなかった。

 ◆谷村裕充(たにむら・ひろみつ)53歳。1981年明治●灸専門学校(大阪府吹田市)卒、●灸師免許取得。83年から兵庫県立東洋医学研究所付属診療所に勤務。88年、中国・天津中医薬大学に公費留学。全日本●灸学会所属。兵庫県明石市在住。健康維持を兼ね、2年前に妻と始めた山登りではこれまでに県内80座に登った。兵庫県内の全山踏破が目標。中学生のころから大のクラシック音楽ファン。このほかの趣味にアマチュア無線、読書(年80冊超)など。

 ◆兵庫県立東洋医学研究所付属診療所 1977年、当時の坂井時忠知事の「県民の健康・福祉に東洋医学を応用できないか」との発案をきっかけに、県立尼崎病院に隣接して研究所と付属診療所が開設された。漢方の診療と研究、●灸の治療と基礎研究では全国有数の拠点施設で、付属診療所での●灸治療は年間延べ約1万人に上る。漢方については尼崎病院東洋医学科で健康保険適用による診療を行っている。尼崎市東大物町1の1の1、TEL06・6481・3406。
●は減のさんずいが金へん

(2010年6月30日11時29分 スポーツ報知)

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