がん細胞:メダカの体内で光って見えた 放医研が開発
メダカを使ったがんの研究で、がん細胞の増殖や転移が目に見える新しい研究方法が開発されました。
がん細胞の変化を直接目で確認しながら研究できるので、がんに対する研究に成果をもたらしてくれるかもしれませんね。
がん細胞:メダカの体内で光って見えた 放医研が開発
<以下、記事の引用です>
がん細胞:メダカの体内で光って見えた 放医研が開発メダカのがん細胞に、緑色に光る緑色蛍光たんぱく質(GFP)を組み込み、生きたメダカの体内で増殖や転移の様子をリアルタイムで観察する手法を、放射線医学総合研究所(千葉市)の長谷川純崇(すみたか)研究員(腫瘍=しゅよう=生物学)らが編み出した。がん細胞の振る舞いを観察する新手法として注目される。今週の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
使用したがん細胞は、皮膚がんの仲間メラノーマ細胞。これにGFP遺伝子を組み込んだ。メダカは皮膚がほぼ透明なため、光っているがん細胞の分裂や増殖の様子が直接見えた。顕微鏡で観察すると、がん細胞1個ずつが見分けられたほか、尾びれ付近のがんが、数日後に頭の方に転移し新たに光り始めるのが確認できた。
がん研究で使う動物はマウスが主流だが、皮膚が透明でないため、刻々と進むがん細胞の変化を直接見ることはできなかった。【奥野敦史】
毎日新聞 2009年8月5日 10時59分(最終更新 8月5日 11時50分)
