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抗がん剤は寿命を縮める!その2


いのちのプリズム 抗がん剤 出門英さんの闘病を語るロザンナさん

少し前のニュース記事を見つけました。

ヒデとロザンナさんの闘病の記事です。

抗がん剤を使う意味を考えさせられます。

いのちのプリズム 抗がん剤 出門英さんの闘病を語るロザンナさん

<以下、記事の引用です>


いのちのプリズム 抗がん剤 出門英さんの闘病を語るロザンナさん
◆腹に悪性のしこり 十分な説明とケアで副作用の苦しみ抑制

 「おなかに『しこり』があるんだ」。ロザンナさんが夫の出門英(でもんひで)さんに打ち明けられたのは八九年秋。手を当てると、はっきりしこりに触れた。その二日前には脂汗を流すほどひどい下痢をしていた。

 「ヒデとロザンナ」の名で「愛の奇跡」などのヒットを飛ばした二人。約半年にわたる闘病の始まりだった。

 年末のディナーショーなどの合間を縫い、診察を受けた。細胞の検査で、悪性度を示す五段階分類で5と「悪性」の判定。進行した大腸がんと分かった。

 だが、本人には「5に近い4。このままではがんになる」と説明された。

 「なあんだ、おれ、がんじゃなかったんだ」。英さんは大きい声で笑い飛ばした。

 「がんについていろいろな本を読んでいた彼が、あの説明でがんと分からないはずはない。がんだと聞きたくないのよ」。そう思ったロザンナさんは以後、本当の病名を口にするまいと決めた。

 「切らないぞ」といやがる夫を説得し、手術。長径四・五センチにまで膨らんだ病巣は摘出したが、既に腹膜に転移しており、すべてのがんの病巣を取ることは不可能だった。

 手術後すぐに抗がん剤による治療が始まった。「たくさんの薬を使っても完治の可能性は少ないが、使えば多少でも病気の進行が遅くなることがある」。主治医の飯島位夫(のりお)・東京逓信病院外科医長はロザンナさんにそう説明した。

    吐き気や抜け毛などの副作用が出ることを話し、歌手という仕事を考え、抜け毛がなるべく出ない薬を選び、量も加減した。それでも英さんは「薬を飲むと気持ちが悪い」と訴え、抜け毛も気になった。

 英さんが「ビールが飲みたい」と言った時のこと。「飲めば泡やアルコールで食物の通りが悪くなるが、この機を逃せば飲めなくなる」。そう考えた飯島医長はOKし、英さんはうまそうに一口飲んだ。九〇年六月に四十七歳で亡くなる直前のことだった。

◆命を縮める場合も

 「つらい思いをさせたくない」という医長の考えで、副作用は比較的抑えられた。ロザンナさんも「インフォームドコンセント(十分な説明と同意)は二百パーセントしてもらった」と振り返る。

 だが一般には、抗がん剤の副作用に苦しむ患者は多く、命を縮めるケースすらある。飯島医長も「消化器がんの場合、薬で治療したかいのあった人は多くはない」と話す。

 それでもなぜ医師は抗がん剤を使うのか。飯島医長によると、進行した胃がんで食事を取れなかった人が、抗がん剤治療で一時的ながら食べられるようになった例がある。こうした効果への期待から「進行がんは治療効果が少なく、副作用も多いからといって、全く薬を使わないことは難しい」と言う。

 胃がんなどの手術後には抗がん剤治療をすべきだとされてきた。しかし、国立がんセンターの末舛恵一名誉総長は「術後の抗がん剤治療の効果ははっきりしない。抗がん剤を使うかどうかは病院や医師により考え方が違う」と現状を説明する。

 効果が不確かな分、患者のQOL(生命・生活の質)を考えた治療のあり方が問われている。(田中秀一)

〈メモ〉
 抗がん剤 白血病、悪性リンパ腫(しゅ)、小児がんなどでは治療の中心だが、肺、胃、食道、大腸などのがんでは手術の補助療法として使われることが多い。吐き気、食欲不振、抜け毛、口内炎のほか、感染症につながる白血球の減少、造血機能低下といった副作用がある。

(1995年3月9日 読売新聞)

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